9月定例会も大方の審議が終わりました。21日の最終日を残すのみとなりました。
一般質問では、①危険空き家の件、②教育指導要領改訂に伴う準備状況③男鹿駅周辺の整備計画について聞きました。傍聴に来れない方々のために、議会の様子の録画中継をずいぶん前から若い議員(私もいくらか若かったほうでした)は提言していました。しかし男鹿市議会では「時期尚早だ」ということで先伸ばししてきましたが、他の自治体よりずいぶん遅れてしまいました。もう少し財政的に良くなればできるかも知れません。
H29年度決算の審議では決算委員長を務めさせていただきました。元税務課職員の公金横領事件により、市の現金不足が生じていたために、一般会計では、過去2年間の決算は不認定でありましたが、今回は全会一致一致で認定となりました。昨年までと違ったのは、元税務課職員名でいくらかずつ入金されてきていること、職員OB数人からの寄付があったこと。そして、この事件はまだ終わったわけではなく、今後本人が認めていない金額に対しても、本人と交渉は続けるということの条件で認定に至ったものです。
また、議案質疑もしましたが、今議会での、もうひとつの大きな議題は「体育施設の有料化」についてであり、私の所属する産業建設委員会に詳細な審議が付託されました。市民の皆様からも多くのご意見をいただきました。確かにいつまでも無料というのは無理があります。器具や施設が壊れても修理もできませんし、新しい事業展開もできません。「インストラクターを付けたり、器具を更新したり、健康ポイント事業の拡大など、よりよい市民サービスも可能」ということですが、まだ体育協会や実際に利用される各種スポーツ団体との協議も不十分なようでしたので、委員会の継続審査になりました。ただ単純な利用料の設定だけでなく、年間パスポートなど、より多くの皆さんがスポーツに親しみ、健康寿命の延伸にもつながる政策になるよう、12月定例会までに検討を重ねていきたいと思います。